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総合旅行業務取扱管理者2021 【敗北】

対戦ありがとうございました。敗北しました。

 

結論から言うと、文系資格でした。

 切符の計算や鉄道の知識が魅力でチャレンジしたのですが、暗記が嫌いで理系になった人間が挑むような資格ではなかった。お金の計算を除けば、ひたすら地理暗記ゲー。高校時代に地理や世界史をしっかり勉強した文系の子が圧倒的に有利。「自由の女神アメリカ!」程度の知識ではダメで、「自由の女神はニューヨークでNYCでタイムゾーンは東部で、同州にはメトロポリタン美術館と〜収蔵品は〜」くらいの知識が必要。

 高校は工業高校で地理は履修しておらず、学校教育でペルーも習ったことない人間が太刀打ちできるもんじゃなかった。本番の地理問題に至っては国内の三内丸山遺跡以外自信をもって答えられるものがなかった。そもそも引きこもりが一生縁のない温泉を120個も覚えるモチベーションなんてなかったので、完全に記念受験になってしまった。

 テキストはユーキャンの速習ですが、これだけでは不十分です。お金の計算や約款はこれで対応しきれるが、観光名所暗記するのは別に何か用意したほうが良い。

 

 切符や航空券の計算は自分で式を組み立てると時間がかかるので、先に選択肢を見て何を問われているかだけ確認して解いた方がいい。「200円プラスするかしないかが問われてるから、普通車指定席かどうか確認しよう」とか「自由席なのに最速型が適用されてる」みたいにガンガン消去法で消せる選択肢があり、「この選択肢はサーチャージの有無を問われてるから料金計算しないでプランと途中降機だけ確認すれば解けるな」「これは料金じゃなくてプランの組み合わせを問われてるだけだな」みたいな問題もあったので、料金から解き始めると時間の無駄になるものが多い。

 

 理解が追い付かない問題が無かったので、あとは膨大な暗記さえ嫌がらなければいつかは受かると思う・・・が、地理と温泉と収蔵品に頭のリソースを食われたくないので、来年も挑戦するかどうかは未定。正直切符の計算と鉄道知識を得るのが目的だったので、目的自体は7割達成してんだよなぁ・・・。ジャパン俱楽部とか鉄道問題で解けないものがあったので勉強しなおしたい気持ちはあるが、テキストを勉強してもテキストに出てこない鉄道知識は得られないので、何をどう勉強したら良いかわからない。

 

 繰り返しになるが、もともと鉄道の勉強がしたくて気になっていた資格でした。ただ、鉄道と旅行業って目的がちょっとずれていて二の足を踏んでいたところ、ひろゆき氏やスーツ氏が持っているということで、今年はちょっとチャレンジしました。鉄道系の資格は基本的に鉄道事業者に所属していないと受験できないので、これくらいしか一般人に取れるものが無いってだけなのですが。鉄道の勉強がしたいなら国内だけでも良かったのですが、海外にも鉄道はあるし、包含されてるなら海外でいいかなと思って勉強しました。国内にしたところで、国内地理詳しくないし。

 

 勉強期間は1か月ちょいで、総勉強時間は直前にテキスト眺めてる時間含めて48時間。不合格なのであまり参考になりませんが、観光地理以外は50時間あれば取れそうと思っていただければいいのかな。

 

 ネットの情報によると、受験者の5割が学生みたいな話も合ったが、私が受験した会場では7割くらい中高年だった。時間の足りなくなる試験なので、9割以上が途中退室せずに最後まで受験していた。